個人情報保護委員会では、本年5月から、主に、中小・小規模事業者に向けた、企業の業務における個人情報の中で発生しやすい3つのヒヤリハット事例について、ドラマ仕立てで分かりやすく解説した動画を政府インターネットテレビで公開しています。
個人情報を取り扱う事業者のみなさまにおかれましては、ぜひご覧いただきますよう、ご案内申しあげます。
あわせて、いわゆる3年ごとの見直しにおける、本年6月の法改正に関しましては、下記2.をご参照ください。
1.紹介動画
政府インターネットテレビ「個人情報の取り扱いに関するヒヤリハット事例」https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20716.html
[個人情報保護委員会・動画内容の解説抜粋]
・最近、自分の個人情報が適切に取り扱われているか気にされる方が増えており、誤った対応をしていると会社や店の信用が低下するなど思わぬ損害につながってしまうかもしれません。
・この動画では、業務における個人情報の取扱いでよくあるヒヤリとしたりハッとした事例を、ドラマ仕立てでご紹介します。
2.【参考】個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しにおける今回改正法のポイント等について
・個人情報保護法は、2015年の改正法(2017年全面施行)で社会・経済情勢の変化等を踏まえた、いわゆる「3年ごとの見直し」規定が設けられており、2018年12月以降、改正の論点まとめ、公表、経済界等からのヒアリング、中間整理の公表・パブリックコメント等を経て、先の2020年通常国会では、改正個人情報保護法が可決・成立し、6月12日に公布されました。・今回の改正法では、以下のように、より事業推進の実務に近い部分での検討・対応も必要となっています。
1)利用停止・消去等個人の請求権の要件緩和
2)個人関連情報の創設
(Data Management Platform等におけるデータ提供の際の同意取得と確認)
3)個人情報の適正利用義務
4)仮名加工情報の創設
5)個人情報データベース等不正提供罪等に対する法定刑の引き上げ(法人は罰金1億円以下)
など
個人情報保護委員会ホームページ
https://www.ppc.go.jp/
個人情報ヒヤリハットコーナー
https://www.ppc.go.jp/personalinfo/hiyarihatto/
中小企業サポートページ
https://www.ppc.go.jp/purpose/SMEs/
各種説明会・講師派遣
https://www.ppc.go.jp/news/pr/