2021年1月9日土曜日

【予告】今後の持続化補助金等について



 小規模事業者持続化補助金を含む中小企業生産性革命推進事業について、令和2年度3次補正予算案が中小企業庁より公表されていますので、今後補助金の申請をお考えの事業者におかれましては、ご参考いただけますようご案内いたします。

 なお、募集開始時期は未定です。

中小企業庁チラシ
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2020/201223yosan.pdf
(本件は3ページ目と4ページ目)

〇ものづくり補助金『低感染リスク型ビジネス枠』の創設について(予告版)(中小企業生産性革命推進事業HP)
https://seisansei.smrj.go.jp/pdf/news_210106.pdf


中小企業生産性革命推進事業

 感染対策と経済活動の両立に資する設備導入や販路開拓への投資、テレワーク等に対応したITツールの導入等を支援するため、「特別枠」を新特別枠「低感染リスク型ビジネス枠」に改編します!
現行の特別枠は令和2年12月で募集終了)


 ものづくり補助金

・通常枠 補助上限1,000万円、補助率1/2(小規模2/3)

・低感染リスク型ビジネス枠* 補助上限1,000万円、補助率2/3
* 対人接触機会の減少に資する製品開発や設備投資、システム構築等


 持続化補助金

・通常枠 補助上限50万円、補助率2/3

・低感染リスク型ビジネス枠** 補助上限100万円、補助率3/4
** ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等

持続化給付金とは全く異なる制度です。

 IT導入補助金

・通常枠 補助上限450万円、補助率1/2
低感染リスク型ビジネス枠*** 補助上限450万円(※)、補助率2/3
※テレワーク対応類型は150万円

*** 複数の業務工程を広範囲に非対面化する業務形態の転換が可能なITツールの導入や、テレワークを行うため、複数の業務工程にクラウド対応したITツールを導入する取組


令和2年度3次補正予算案において措置予定(予算案成立を前提としており、今後内容が変更等される場合があります。)

 中小企業生産性革命推進事業の活用イメージ

○ものづくり補助金

通常枠

・複数形状の餃子を製造可能な餃子全自動製造機を開発。
・「食べられるクッキー生地のコーヒーカップ」の製造機械を新たに導入。

低感染リスクビジネス枠

・AI・IoT等の技術を活用した遠隔操作や自動制御等の機能を有する製品開発(部品開発を含む)、オンラインビジネスへの転換。

○持続化補助金

通常枠

・宿泊・飲食事業等を行う旅館にて、外国語版Webサイトや営業ツールを作成。
・飲食業がそば粉の前処理の安定化、時間短縮化を図るため、そば粉の製粉に使用する機械を一新。

低感染リスクビジネス枠

・飲食業が、大部屋を個室にするための間仕切りの設置を行い、予約制とするためのシステムを導入。
・旅館業が宿泊者のみに提供していた料理をテイクアウト可能にするための商品開発を実施。
※感染リスクの低下に結び付かない取組や単なる周知・広報のためのHP作成等は通常枠のみで対象。

○IT導入補助金

通常枠

・経理業務を効率化するため、インボイス制度に対応した会計ソフトを導入。
・労働基準に関する制度に対応した労務管理を効率的に行うため、勤怠管理ツールを導入。

低感染リスクビジネス枠

・医師や患者の間での、予約管理、診療、決済業務を全て非対面で行えるような「予約管理ツール」、「遠隔診察・診療ツール」、「オンライン決済ツール」の同時導入。


現行の「中小企業生産性革命推進事業(特別枠)」については、中小機構・生産性革命推進事業ポータルサイトをご覧ください。
https://seisansei.smrj.go.jp/


事業再構築促進事業について

 上記の中小企業生産性革命推進事業の補助金とは別に、類似した補助金制度として新たに「事業再構築促進事業」が予定されています。
https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/11458/

既存のものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金

ものづくり補助金ホームページ(一般型等は募集中)
https://portal.monodukuri-hojo.jp/

持続化補助金ホームページ(特別枠は募集終了、通常枠は募集中)

https://jizokukahojokin.info/

IT導入補助金ホームページ(2020年版は募集終了)
https://www.it-hojo.jp/