2016年4月7日木曜日

東日本をまもり隊 直球支援を続けて丸5年!

加賀商工会議所青年部加賀まれびと交流協議会の有志で構成される


「東日本をまもり隊」の活動が、今年で丸5年を迎えました!


もうすぐ発行される会報4月号にも、その最近の活動模様を紹介する記事が掲載されますが、
こちらでもちょっぴりご紹介させて下さい。

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2011年3月11日 東日本大震災 発生


様々な支援が多方面からなされる中、我らが東日本をまもり隊(以下、まもり隊)が結成され、
直球支援を目的に活動を開始しました。

※直球支援とは、直接足を運んで物資を届けるだけでなく被災者の方々と交流もすることで、
精神的なサポートをする支援を指しています。


福島県南相馬市の仮設住宅などを中心とする被災地への訪問は、
この5年間で20回を数えます

まもり隊のメンバーは、年に3~4回の訪問タイミングに予定が合うメンバー10人程が、
自費や募金で集めた資金を元手に、様々な物資や交流するためのイベントの用意を携え、1台のバスに乗って向かいます。

こういった活動が評価され、2011年8月に経済産業省から表彰を受けました。
当時の取材記事はコチラ

つい先日も、まもり隊はひな壇持参で南相馬市の仮設住宅を訪ねました。
以下が、会報4月号に掲載予定の記事です。
是非、ご一読下さい。

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青年部 震災時からつづく支援の輪
東日本をまもり隊被災地支援活動

3/12 南相馬市仮設住宅 サロンにて(後段右から2番目が稲手隊長)

 東日本大震災発生から丸5年。
 当所青年部と加賀まれびと交流協議会の有志で構成される「東日本をまもり隊」(以下まもり隊)10名は、3月12日(土)、20回目の支援のため、南相馬市内仮設住宅集会場にてビーズ教室やラーメンのふるまいを催し、約30名の参加者が交流を楽しんだ。
ビーズ教室では、隊員の師池氏の指導のもと、思い思いに選んだカラフルなビーズで、アクセサリーを作成した。ラーメンのふるまいでは、稲手隊長らが調理したラーメン・ギョーザを参加者に提供した。参加者の方々からは、活動への感謝のお言葉と、次回以降の再訪を望む声を頂けた。

ビーズ教室で優しく教える着物姿の隊員たち
支援活動終了後、仮設住宅自治会長の宮口氏の案内のもと、南相馬市小高区と、隣接する浪江町を視察した。南相馬市小高区は、本年4月以降の避難指示解除を目指し、除染作業やインフラ整備が進められているが、予定では7月以降に後倒しになるとのこと。
避難指示解除を迎えたとしても、住み慣れたであろうその町は、5年間という歳月で衣食住の生活の基本的な要件が復活してはおらず、住民同士のコミュニティを取り戻すのも困難かと、人通りのない町内を見て感じた。
まもり隊の活動も5年間計20回の節目を迎えたが、今回の仮設住宅訪問や被災地区の視察で、被災者の方々にとって、この5年目は単なる通過点でしかないことを改めて感じた。また、複雑な被災地の現状を被災した当事者でないと共有できない現実を知らされ、支援団体としての力不足と被災地支援継続の必要性を再認識した。
今後も、さらなる被災地支援の意義と復興の持続可能性に、ご理解とご協力を賜りたい。

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加賀商工会議所は、このような活動をされるまもり隊の皆さんに敬服するとともに、
今後とも微力ではございますが応援して参りたいと存じます。

「私もまもり隊に参加したい!」という方は、
加賀商工会議所青年部(0761-73-0001)までご一報下さいね☆

(A.N)